キンコン西野の本音『リーダーの在り方~管理するのでなく〇〇を作る~』 #西野亮廣エンタメ研究所 #過去記事 20200519

5月19日(火)

おはようございます。

昨日、「公立高校に落ちたら、親から働くように言われています。どうしたらいいですか?」と相談されたので、「公立高校に受かればいいと思うよ」とアドバイスをしてみたキングコング西野です。

さて。

今日は『リーダーはどうあるべきか?』というテーマでお話ししたいと思います。

できれば僕はクリエイティブに専念したくて、本音を言うと、今からする話の中には、「あまり話したくないこと」も混じっていたりします。

しかし、これは(僭越ながらリーダーを務めさせていただいている)僕の口から話した方がいいことだと思うので、一生懸命お話ししたいと思います。

できるだけ丁寧に。

このことが、現在、リーダーを務められている方や、これからリーダーになられる方、そして、家族のリーダーたるお父さんやお母さんのヒントになると嬉しいです。

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現在、僕はたくさんのプロジェクトを同時に進めていて、そのほとんどの現場で陣頭指揮を執らせていただいています。

たくさんのスタッフさんの想いや生活を背負い、また、そのプロジェクトを応援してくださるファンの方の想いを背負い、自分の未熟さを思い知らされる毎日です。

僕が止まってしまうと、たくさんの人の夢が終わってしまうので、そのリスクを回避する為に、大好きだった車の運転をやめて、あと、毎年「人間ドック」に通っています。

偉いでしょ(笑)?

ちなみに健康です。ご安心ください。

チームをまとめる時の方法は様々。

環境も、個性も、人数(規模)も違うので、二つとして同じ方法はありません。

とりわけ、「人数(規模)」の問題は大きくて、5人のチームをまとめる時と、50人のチームをまとめる時と、5万人のチームをまとめる時の、リーダーの立ち居振る舞いはまるで違います。

人数が少なければ「一人一人と膝を付き合わせて話す」ということが可能ですが、50人、100人…といった調子で人数が増えてくると、物理的に不可能になり、その時、「システム」が必要になってきます。

ご存知の通り、僕が指揮を執らせてもらっているチームで一番大きいのは、このオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』です。

現在、約5万8000人のメンバーが在籍しています。

もともと、このサロンも50人ぐらいからスタートして、人数が増えていくにつれて、「システム」の改善を繰り返してきました。

ただ、最近(会員数が3万人を超えたあたりから)、「システムの改善で問題と向き合っていくのにも限界があるなぁ」と思うようになりました。

いや、厳密には、「システムで管理しなければ回らないコミュニティーは、それはもう『コミュニティー』とは呼ばない」と思うようになりました。

「登山」を想像してみてください。

山にゴミを捨てる登山者を「システム」でゼロにしようと思ったら簡単です。

「監視ドローン」を飛ばし続ければいいので。

でも、本当に、そんなことをしなきゃいけないっけ?

だって、皆、そもそも「山」を愛してるから登山しにきたんじゃないの?

ドローンに監視され続ける「登山」って楽しい?

…それまで、ずっと「システムの改善」で問題を潰してきたのですが、サロンメンバーが3万人を超えたあたりから、いよいよ「監視ドローン」のようなものを飛ばさなければならなくなってきて…そこで、たくさんたくさん考えたのですが、それでも僕は、そんなものは飛ばしたくないと思いました。

「システムで管理する」という結論は、

考えることを放棄しているような気がして、

サロンメンバーの皆さんと向き合うことを放棄しているような気がして、

逃げているような気がして

…やっぱり、僕は嫌だったんです。

僕がシステムで管理することに逃げたら、僕と皆さんの間に距離ができちゃうじゃないですか。

僕は、そんなコミュニティーを望んでいません。

「システムに頼らない」と覚悟したのなら、じゃあ、どうやって5万8000人のチームをまとめるのだろう?

メンバーに道を外させない為のガードレールは何になるのだろう?

そこで出した答えが、「文化」でした。

朝は「おはよう」と言って、

優しさの意味をはき違えず、誰かが間違っていたら、ちゃんと叱って、

叱った後のフォローもちゃんと入れて、

挑戦する人を応援して、

痛んでいる人がいたら寄り添う。

たとえば、そういったことは「システム」や「制度」などを設けなくても、できるはずで、何より、まず最初に僕が「できるよね?」と信頼しなければ始まらないな、と。

…ここからの話は、あまり言いたくないですが、包み隠さずに言いますね。

昨日、このサロンを運営する「株式会社NISHINO」の予算会議に参加させていただきました。

スタッフが頭を悩ませていたのは、会費の「未納問題」。

「カードの期限切れ」等で、もう何ヶ月も「未納」になっているメンバーさんが結構な数いて、その都度、スタッフの方からメールを送らせていただいているのですが、スルーされるそうです。

「そもそもメールに気づいていない」というケースがほとんどだと信じています。

僕は、

「これって、そもそも催促しなきゃいけないことなんだっけ?」

「一人一人が気をつけていれば、起こらない問題じゃないっけ?」

と思いました。

そして、それより何より、

「エンタメをしたくて集まったスタッフに、こんなことをさせたくない」

と思いました。本音です。

未納分を回収しようと思ったら簡単です。

これまでの未納分を請求して、それに応じなければ、相応の対応をすればいいので。

未納問題を改善しようと思ったら簡単です。

未納が2ヶ月続いたメンバーを強制退会させればいいので。

でも、僕は、スタッフに そんな「取り立て作業」をさせたくありません。

未納が続いたメンバーの退会させる手続きをして、また再入会の手続きをして…といった作業をさせたくありません。

もっと、エンタメと向き合う時間を増やしてあげたいです。

そして、

サロンメンバーに「罰」を与えるようなことはしたくありません。

昨日の会議の中で、「未納問題」の対策があれやこれやと練られていましたが、その場でスタッフに「一旦、僕の方から皆に話してみる。たぶん伝わると思う」と伝え、今に至ります。

もし良かったら、以下の作業に御協力いただけると嬉しいです。

▼こちらから『salon.jp』のマイページにログインして「未納」になっていないか御確認ください↓

https://salon.jp/mypages/paymentStatus

▼もし未納になっていた場合は、こちらからクレジットカードを登録しなおしてください↓

https://salon.jp/payments/change_card

…以上です。

断言をしておきます。

僕はペナルティーを課すようなことは致しません。

伝わらなければ、伝わるまで、今後、何度でもお話しします。

僕らのサロンの見本となるサロンは世の中に存在せず、僕らは手探りで、この場所を作っていかなければなりません。

その時、「システム」はあくまでサポート的な役割にとどめておいて、このサロンで起きる様々な問題は「文化」で解決していくことを僕は望みます。

これが、『西野亮廣エンタメ研究所』のリーダーとしての僕の覚悟です。

今日は説教臭い内容になっちゃって、ごめんなさい。

でも、言いたいことは全部言ったのでスッキリしました。

今後とも宜しくお願いします。

現場からは以上でーす。

【追伸】

サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

https://youtu.be/2fKXIRXMNHQ

 

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