『キンコン西野のトラブル対処法。不安の理由を因数分解』 #西野亮廣エンタメ研究所 #過去記事 20200211

2月11日(火)

おはようございます。

「インドの水は危ない」と聞いたので、成田空港で大量のペットボトルを購入して、インド入りしたのですが、今日からのインド内の移動が全て飛行機だということを知り、「ペットボトル機内持ち込み禁止」の憂き目に遭い、成田空港で獲得した全てのペットボトルとサヨナラしなければいけない可能性が出てきたキングコング西野です。

さて。

今日は、経営者や、部長、チーフ、先生や、親、といった、いわゆる「リーダー」と呼ばれる人達の参考になるかもしれない内容をお届けしたいと思います。

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▼ どうなる? オフブロードウェイミュージカル『Poupelle of Chimney Town』

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現在、ニューヨーク・オフブロードウェイでの公演を計画しているミュージカル『Poupelle of Chimney Town』の制作が進んでいます。

このプロジェクトは、サロンメンバーの小野さん(元・劇団四季)から「ブロードウェイでプペルやりたいっす!」と打診があり、「いいっすね!」と返事したことで始まりました。

小野さんの長年の夢は、世界中の子供達にファミリーミュージカルを届けることでした。

それは、かなり険しい山で、リアルな話をすると、お金もかかるプロジェクトです。

そこで、余計な心配に時間や精神を割かずに、シンプルにクリエイティブに集中できるように、「ベーシックインカム」と称して、西野亮廣エンタメ研究所(株式会社NISHINO)から、『毎月50万円』の活動支援金を出させていただくことにしました。

挑戦する人を具体的に応援するのが僕の夢です。

ところで、ミュージカル『Poupelle of Chimney Town』といえば、先日、各局のワイドショーで話題になりました

「小出恵介さんの復帰作」として、表に情報が出たわけですね。

小出恵介さんがミュージカル『Poupelle of Chimney Town』に出演されることは概ね決定していましたが(※これはサロン内でもお話しさせていただいておりました)、あのタイミングで、表に情報が出てしまうことは、小出恵介さんの関係者以外誰も知らなくて、吉本興業の人間をはじめ、同時に進めている映画や舞台のスタッフ一同、それなりにザワつきました。

このことついて、僕の気持ちを嘘偽りなく正直にお伝えしておきたいのですが、そのニュースを聞いた時に芽生えたのは「ありゃま」という気持ちと、「でも、小出さんも、長期間活動を休止していることに対する焦りがあったんだろうな」という気持ちでした。

僕はプレイヤーもやっていますし、その昔、梶坊(※梶原君のこと。「梶坊」と呼んだことは一度もない)が失踪し、僕自身、活動を休止していた時期もありますので、「僕は、ここにいるぞ!」ということを1日も早く伝えたい気持ちは、ものすごーく分かります。

なので、今回のことで、小出さんに対する負の感情は(マジで!)1ミリもありません。

なんなら、余計に「早く復帰させてあげたい」という気持ちが強まったぐらいです。

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▼ 被害状況を共有し、前に進む

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僕としては、心配していることが二つあります。

一つ目は、今回のプロジェクトの言い出しっぺであり、最高責任者の「小野さん」のこと。

『プペル』というコンテンツを借りる立場にあり、くわえて、毎月50万円の支援を受けながらも、情報をコントロールしきれずに、各方面に迷惑をかけてしまった小野さんの心境は計り知れません。

どれだけ僕が「全然オッケーっすよー」と言っても、やっぱり責任を感じておられて、実は、この後、小野さんからの投稿(記事)をTLに流そうと思うのですが(※順番が逆になって、そっちを先に読んだ人もいるかも)、地獄的に凹んでおられます(笑)

二つ目の心配事は、その小野さんの投稿を読まれたサロンメンバーのことです。

あの小野さんの劇凹み文章だと、「え? なに? そんなにマズイ状況なの?」と読み取ひ、不安を覚えてしまう人が出てくると思います。

この時、リーダーは整理しなければなりません。

「そもそも、なぜ、メンバーが不安になるのか?」

という問題です。

思うにそれは、「被害の大きさ」ではなくて、「被害状況が把握できないことによって、対策が打てない」という視界の悪さが引き起こしているのではないでしょうか?

となると、この時のリーダーの立ち振るまいは、被害状況を皆に正確に共有し、皆と共に対策を練っていくことだと思います。

小野さんの口からは言いにくそうなので、空気を読まずに僕から言わせてもらうと…今回、ああいった形で情報が表に出たことによって、発生した被害は2件です。

1つ目は、『吉本興業』と『小出恵介さん』の関係。

当時、ニュースにもなったので、御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、小出恵介さんが突然活動休止になった時に、実は、明石家さんまサンが企画・プロデュースしたNetflixのドラマの主演が決まっていて(…ていうか、すでに撮り終わっていて)、それなりに吉本興業に迷惑がかかったんですね。

当時、吉本興業の関係者は方々に頭を下げてまわったことは容易に想像できます。

その原因となった役者さんの復帰作が、「吉本興業のタレントが原作の舞台」というのは、なかなかパンチが効いた展開でして、もちろん、反対はしませんが、社内調整は勿論のこと、それなりに話を通さなきゃいけない人や、説明にあがらなきゃいけない人の順番というものがあって、ウチのチーフマネージャーを中心に、せっせと進めていました。

そんな矢先で、あのニュース(しかも小出さんがオフィシャルでコメントを出している)だったので、「おいおい、どういうことだよ」となる人がいたわけですね。

ウチのチーフマネージャーも、さすがに「ちょっと待ってよ~」となったと思います。

ただ、それに関しては、もう謝って、甘いものを大量に口に詰めていくしかありませんので、『赤福』か『東京バナナ』をたくさん買えば解決です。

2つ目の被害は、「キンコン西野がブロードウェイに挑戦!」というニュースが出せなくなってしまったこと。

実は、そのニュースに合わせて、クラウドファンディングを仕掛けようと思っていたのですが、これが難しくなってしまいました。

とはいえ、予算の集め方なんて、他にいくらでもあるし、むしろ、ファーストニュースが、ああいった形で出たことによって、ミュージカル『Poupelle of Chimney Town』の存在が広まったので、逆にラッキーだったかもしれません。

小野さんは劇凹みされていますが、被害なんて、せいぜい、こんなもんです。

大したことないでしょ?

もともと、計画通りに登れる山じゃないことぐらい覚悟していたので、問題ありません。

慌てることでもありません。屁でもありません。

そんなことよりも、成田空港で大量に買ってしまったペットボトルの行方の方が遥かに心配です。

ここでサヨナラしたくない!

キチンと対策を練り、実現に向けて、一緒に歩んでいきたいです。

引き続き宜しくお願い致します。

現場からは以上でーす。

 

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