『恩を深堀して考えてみるよ“返報性の法則”』西野亮廣エンタメ研究所 過去記事20191226

12月26日(木)

クリスマスイブの深夜便に飛び乗り、フィリピンの子供達に絵本3000冊をプレゼントして、再び深夜便に飛び乗って帰国してきたキングコング西野こと、ほぼサンタクロースです。

さて。

今日は、『SHIBUYA FREE COFFEE』で仕掛けたコトを軸に、「恩」について少し深掘りしていきたいと思います。

ご存知の方も多いかとは思いますが、先日、渋谷センター街のド真ん中にオープンした『SHIBUYA FREE COFFEE』は、『50人にコーヒーをプレゼントできる権』(¥1万)を買ってくださる菩薩様がいるおかげで、店内で無料でコーヒーを提供できています。

つまるところ、無料でコーヒーを飲まれた50人のうち、一人以上が『50人にコーヒーをプレゼントできる権』(¥1万)を買ってさえくれれば、店は回り続けるわけですね。

ここに関しては、「まぁ、50人にいれば、一人ぐらいは買ってくれんじゃね?」という何の根拠もないクソ戦略でスタートしています。

「やってみなくちゃ分からないから、やってみた」というのが西野の言い分です。

この先どうなるかは分かりませんが、今のところは、このやり方で上手く回っていて、『SHIBUYA FREE COFFEE』は今日も無料でコーヒーを飲むことができます。

「何の根拠もないクソ戦略」と書きましたが、真面目な話をすると、一つだけ「根拠」と呼べそうなものがあります。

それは『返報性の法則』です。

『返報性の法則』とは、「人から何かしらの施しを受けたとき、『お返しをしなくては申し訳ない』というような気持ちになるという心理作用のこと」とWikipedia先生は言っています。

『SHIBUYA FREE COFFEE』は、この「人間がそもそも搭載している生理現象」をベースに設計されていたりします。

そんな中、先日、スタッフの皆と「『SHIBUYA FREE COFFEE』の紙コップ代や、お水代って、意外とバカにならないねぇ」という話になり、そこから、「募金箱でも置く?」という話が上がりました。

お客さんからの募金で、紙コップ代や水代を賄おうという乞食戦略です。

たしかに、募金箱を設置すれば、紙コップ代や水代ぐらいは何とかなりそうな気もしましたが、もろもろ考えて、募金箱を置かないことにしました。

理由は、募金箱に10円でも募金されてしまうと、「お返しをしないと申し訳ない」という気持ちが解消されてしまい、『50人にコーヒーをプレゼントできる権』(¥1万)が売れなくなるからです。

無料でコーヒーを飲まれた50人全員が100円を募金しても、総額は5000円。

それだと『SHIBUYA FREE COFFEE』は、回りません。

「募金箱を設置したら、お金は集まるけど、そこでお金を集めると店が回らなくなるので、設置するのは辞めよう」という判断ですね。

『返報性の法則』をベースにビジネスを設計する時に、「恩を返してもらうポイントをどこに置くか?」と考えることは、とっても重用だというのが今日のお話です。

目先の利益を取っちゃって、ジリ貧になっている人は、この部分の設計ができていない(理屈が理解できていない)ことが多いです。

あと、これは数値化されていないので、あくまで僕の肌感ですが、『恩』は寝かした方が大きくなるので、寝かせる余裕があるのなら、寝かせた方がいいと思います。

現場からは以上でーす。

【追伸】

今日から『天才万博』が始まります。

西野は客席で呑んだくれておりますので、気軽にお声がけください。

缶ビール&缶ハイボールの差し入れをお待ちしております。

本日のDJダイノジは、激しく踊らされることが予想されます。

今日は音楽LIVEではありません。

エクササイズLIVEです。覚悟しろ!

 

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