『西野の考える失敗の定義』西野亮廣エンタメ研究所 過去記事20191221

12月21日(土)

おはようございます。

レギュラー仕事以外に、舞台2本と映画1本と絵本2本とコーヒー屋さんを同時制作しているキングコング西野ことハチャメチャな男です。

さて。

ここ最近は具体的な話が続いたので、少しボンヤリとした話をしたいと思います。

Twitterでエゴサーチをしていると(昨日も見かけたのですが)、「西野さんのオンラインサロンに入るかどうか半年ぐらい悩んでいる」という人を見かけたりします。

西野のオンラインサロンが史上最悪に面白くなくて、入会後すぐに退会したとしても、被害総額は「1000円」ですが、入会するか否かを半年間も悩み続けることに費やしたコストは、そのウン十倍、下手すりゃ、ウン百倍で、やるにしても、やらないにしても、「選ばない(=決めない)」ということが時間的にも金銭的にも大大大損失であることは、もう皆さんから御承知だと思います。

今日は、この「決めない」という問題を、もう少し深堀りして、「『選ぶ』ということが、何故、成功で、『選ばない』ということが、何故、失敗なのか?」を論理的に(分かりやすく)説明させていただきますね。

まず、『いつまでたっても選べない人』の気持ちになって考えた時に、決められない理由の第一位は「選んで失敗したらどうしよう?」だと思います。

これについては、「選んだものが空振りだったと分かったことが成功。そこが空振りだと分かったら、今後は、そこに手を出さないので、次に選ぶものがアタリの確率が上がるじゃん」といった【打率論】で説明することができると思います。

「生涯試合をし続けるのだから、たったの一打席で判断するのではなくて、打率を上げた方がじゃん」という考えですね。

僕も「自分が空振りするポイントを把握して、打率を上げた方がいい」という考えがベースにあるのですが、この『打率』というのを、もう少し丁寧に分解して考えた方がいいと思っています。

結論から申しあげますと、上げなきゃいけないのは、『打率』ではなくて、『得点圏打率』です。

『得点圏』というのは、ランナーが2塁か3塁にいて、「一発打てば点が入る」という、いわば『チャンス』のことですね。

『得点圏打率=チャンス強さ』と翻訳することができるでしょう。

「3回に1回は打つ」という打率3割のバッターと、

「普段は全然打たないけど、3回に一回ぐらいの頻度で回ってくる【得点圏】の時は100パーセント打つ」という打率3割バッターとでは、「打率」が同じでも、「打点」が全然違うんですね。

要するに、自分の取り分を考えた時に上げなきゃいけない数字は『打率』ではなくて、『得点圏打率』です。

「チャンスが回ってきた時に確実にヒットを打てる」ということが重要なんですね。

(※チームのことを考えたら、「3回に1回は打つ」というバッターがいないと、そもそも【得点圏】が発生しないのですが、野球の話は、あくまで喩えなので、いい感じに流してください)

そう考えると、得点圏(チャンス)以外の打席は、「自分が打てない球はどれなのか?」ということ(空振りポイント)を調べる為に使った方がよくて、言ってしまえば、『得点圏外打率』なんて0割でいいんですね。

『得点圏外打率』の収穫は「空振りポイントを知る」ということで、それを知る為の最低条件は「打席に立つ」ということ。

打席に立たないと、『得点圏打率』が下がり続けるという話ですね。

「お金を何に使うか?」も基本この考え方で、使わないと『得点圏打率』が上がりません。

「時間を何に使うか?」も同様。

身に付けなきゃいけないのは「チャンスシーンで確実に打てる力」で、勝ちパターンに依存してしまう組織や人が衰退する理由は「打率は稼いでるつもりかもしれねぇけど、得点圏打率(生涯打点・生涯売り上げ)が落ちてるぞ」という点ですね。

西野ぐらい凄まじい男になると「得点圏外で高確率でヒットを打ってんじゃねぇよ。空振りポイントが分かんねぇだろ。バカかよ」と考えるようになりますし、『打席に立つかどうか迷う』は論外中の論外です。

整理すると…

・得点圏外でコンスタントにヒットを打つ=失敗

・打席に立たない=大失敗。

・得点圏外で空振りするポイントを確認して、得点圏で確実にヒットを打つ=成功。

といったところでしょうか。

打席に立たないことによって、高確率でヒットを打つことによって、「何を失っているか?」を考えるといいと思いまーす。

現場からは以上でーす。

【追伸】

12月27日の『天才万博』で超シークレットゲストの出演が決定しました。

マジで、絶対に来た方がいいと思います。

西野は客席で飲んだくれています。

 

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