『“コンセプト”がごちゃ混ぜになっている弊害』西野亮廣エンタメ研究所 過去記事20191210

12月10日(火)

おはようございます。

昨日の記事で「YouTubeチャンネルは、まだ本気で宣伝しない」ということを書いたのですが、その直後に尾原和啓さん(https://salon.jp/obara)から「宣伝した方がいいっすよ」と言われ、積極的に宣伝することを決めたキングコング西野です。

「初志貫徹<成功している人の言うことを素直に聞く」という計算式で生きています。

【本日の配信はコチラ↓】

https://youtu.be/R0IfqGgJbfc

さて。

今日は「コンセプトは非常に大切だけど、このコンセプトだけは選んじゃダメだよ」という話をしたいと思います。

僕はときどき会社のコンサルしたりするのですが、以前、とある会社から「まったく新しいフェスを作りたい」という相談を受けました。

それは主催者の『好き』を盛り込んだフェスで、「【プロレス】や【占い】や【ビジュアル系バンド】などを一気にまとめて楽しめる』といった内容でした。

仕事してコンサルをさせてもらっている手前、意見を濁しても仕方がないので、「誰も幸せにならないから、直ちに辞めた方がいい」とお伝えしました。

これはフェスの主催者に限らず、お店を経営している方や、クリエイターさんにも共通して言えることですが、『エンタメの選択肢が増えて、エンタメが細分化した時代』というのを、もう少し解像度を上げて捉えた方がいいと思っています。

『細分化した』ということは、言い変えれば、『好みではない(興味がない)モノの数が増えた』ということです。

今回の相談者に限らずフェス主催者は往々にして「ゴチャ混ぜ(盛り沢山)」をやりがちですが、イベントに足を運ぶほどの強烈な【占い】好きは、基本、【プロレス】に興味がありません。

プロレスラーは、自分達に興味がない熱量の低いお客さんの前で、客席の盛り上がりに欠けるプロレスを披露しなければなりません。

ビジュアル系バンドのファンの方にいたっては、ムチムチのオジサン達が試合している間はロビーでスマホをイジッて、客席にもいないことでしょう。

ただ、イベント運営者としては、たくさんの人が客席に押し寄せた時のことを見越して、座席は用意しておかなければなりません。

7割ぐらいが空席の中、試合をさせられるプロレスラーさんの胸中を察してあげてください。

今日の記事では、以下のことだけ覚えておいていただければ万々歳なのですが…

コンセプトを決めることは非常に重要ですが、

エンタメの選択肢が増えて、

エンタメが細分化されて、

好みじゃないモノの数が増えた今の時代に、

唯一(絶対に)打ち出しちゃいけないコンセプトが『ゴチャ混ぜ』です。

現代、このコンセプトを選んで許されるのは、『コンビニ』と『マツモトキヨシ』と『ウィル・スミス』だけだと思ってください。

昔、コンセプトの重要性を説いた秋元康さんが「記憶に残る『幕の内弁当』は無い」という超名言を残されましたが、あれから時代は更に進み、もはや「選ばれる『幕の内弁当』は無い」の時代に突入したと見ています。

そんな中、奇っ怪な盛り上がりを見せ、年々集客を伸ばしている年末の大忘年会『天才万博』。

イベントの柱としては「音楽」があるのですが、出演されるアーティストさんは実は結構厳しめに選ばせていただいていて、知名度や集客力なんて1ミリも要らないのですが(すげー、フェスだな!)、「俺たちの音楽を聴け!」という(レストラン型の)スタンスをとられるアーティストさんはお断りさせてもらっています。

お客さんとして音楽イベントに足を運んだ時に、どれだけクオリティーが高くても、「知ってる曲」に比べて「知らない曲」は楽しくないので、「知らない曲でも全然いいので、お客さんと歩幅を合わせてください」というのが天才万博のコンセプトです。

お客さんを圧倒させる超有名なロックアーティストさんから手が挙がっても、お断りさせてもらうのが『天才万博』です。

毎年、たくさんの子供が会場を走り回っている理由がそれです。

(※小学生以下は入場無料です。中学生でも「小学生です」と言い切れば、入場無料です)

イベントのキャスティング会議の時などに、よくSNSのフォロワー数が集客力の参考数字として引用されることがありますが、100万人のフォロワー数を誇るインフルエンサーを大集合させても、300席の会場が埋まらなくなっているのかわ現代です。

『ゴチャ混ぜ』というコンセプトには、くれぐれも気をつけてください。

現場からは以上でーす。

【追伸】

12月27日に『天才万博』のステージで僕と一緒に踊ってくださるダンサーさんをサロンメンバーから募集します。

・ラブレボリューション(女性13名)

・USA(男性7名)

・RYUSEI(男性11名)

僕は結構練習していて、「西野が一番踊れている」となるのは卑怯だと思うので、西野が一番ヘタクソに見えるぐらいのダンス経験者か、もしくは、当日(12月27日)までに猛練習をして間に合わせるガッツのあるダンス素人を募集します。

ステージダンサーの参加チケット(※都内練習含む)は↓のサイトから。

ダンサー連絡用にFacebookグループを別で組みますので、(くれぐれもダンス参加者のみ)コメント欄の西野のコメントからグループ申請してください。

https://nishino73.thebase.in/

 

【西野亮廣エンタメ研究所 入会はこちら】

salon.jp/nishino(月額980円 2020年11月時点)

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