『“ヒーローズジャーニー”キミは漫画の主人公になれるか?』西野亮廣エンタメ研究所 過去記事20191202

12月2日(月)

おはようございます。

これからスリランカに行くのですが、着替えを全て忘れてきたキングコング西野です。

(※出国前に書いているので、少し早めの投稿となっております)。

さて。

たとえば、「魅力的な物語を書いてください」という宿題が出されたら、どんな物語を書きますか?

あれやこれやと考えて、「そりゃ、応援される主人公にした方がいいだろう」と結論し、きっとあなたは、その物語の主人公に「強力な敵」か「過酷な環境」を用意することでしょう。

主人公が勇気を振りしぼり、最後の最後には逆境に打ち勝つストーリー展開を用意されるのではないでしょうか?

そういったストーリー展開を『ヒーローズジャーニー(英雄の旅)』と呼んだりします。

音楽でいうところの『カノンコード』のように、物語にも「こういう感じで物語が展開していくと、グッときちゃうよねぇ~」という“物語の黄金則”があって、ほとんどのヒット作、ほとんどの「応援される主人公」は、この『ヒーローズジャーニー』の上を走っています。

日常生活があって、

冒険の誘いがあって、

強力な敵が現れて、

メンター(すげー師匠・仲間)が現れて、

覚醒して、

敵を倒して、

帰還

……みたいな流れです。

僕たちは、『ヒーローズジャーニー』に沿った冒険をする主人公が応援されることを知っています。

なので、作家として物語を書く時は、主人公に『ヒーローズジャーニー』の上を走らせて、応援者(ファン)を増やします。

そして僕たちは、現代が「あらゆるサービスや表現のクオリティーが上がり、均一化され、機能で差別化が図りにくくなった時代」ということを知っていて、「応援者(ファン)を自分につけなきゃいけない時代になった」ということも、なんとなく把握しています。

となってくると答えは一つで、自分自身が『ヒーローズジャーニー』の上を走ればいいわけですが、これが面白いことに、皆、自分のコトとなると、途端に「コスパ思考」となり、なるべく敵がいない、なるべく安全で無駄のない道を選びます。

コスパ街道を走ったところで応援者は生まれないし、応援者が生まれないと、これからの時代は厳しくなってくることを頭では理解しているのに、多くの人は『ヒーローズジャーニー』を走る人生を選びません。

仕事柄、毎日いろんな仕事人(サービス)を間近で見させていただいておりますが、「チームリーダーが『コスパ思考』から『物語思考』へ移行できているかどうか?」で結果が大きく変わってきています。

(※『コスパ思考』から抜け出せないチームは、ここ最近、分かりやすく“集客”に苦戦していたりします)

中でも優秀なリーダーはプロジェクト設計に『ヒーローズジャーニー』を反映させています。

これからの経営者は、ビジネスの勉強の他に、『脚本の基礎』を勉強しなきゃいけなくなってきたように思います。

漫画をたくさん読んで、その漫画の主人公を、プロジェクト設計の参考にするといいかも。

応援しています。

お互い頑張りましょう。

現場からは以上でーす。

 

【西野亮廣エンタメ研究所 入会はこちら】

salon.jp/nishino(月額980円 2020年11月時点)

西野亮廣エンタメ研究所

リアルタイムで西野亮廣さんが手がけているプロジェクトの裏側や、今、考えていることを覗くことが出来ます。

超おススメです!

毎日投稿!Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA