『何の串で刺す?企画の“コンセプト”は明確か?』西野亮廣エンタメ研究所 過去記事20191201

12月1日(日)

おはようございます。

キングコング西野です。

現在、オンラインサロン運営の他に、絵本2本と映画1本と舞台2本の制作を進めています。

細々(こまごま)としたプロジェクトを入れると、他にも、いくつかあるのですが、いずれの現場も

大体「リーダー」的なボジションに立っています。

リーダーの立ち振舞いに関しては、特に「3万人のチーム(オンラインサロン)運営」から学ぶことが本当に多くて、日々、「なるほど。こういう時は、こうすればいいんだな」の連続です。

様々なプロジェクトで思い知った

「リーダーは何をしなくちゃいけないのか?」

「リーダーは何をしちゃいけないのか?」

といったことを1冊の本にしようかしら…と思いはじめてきて、それでいて、その一冊がオンラインサロンの宣伝になり、かつ、オンラインサロンメンバーが読んでも面白いものにしようと思い、「過去数年のオンラインサロンに投稿した“リーダーに関する記事”だけを抜き取り、それを元に大幅に加筆修正しよう」と思っています。

『こちらの作品は「西野亮廣エンタメ研究所」に掲載された記事から抜粋し、加筆・修正したものです』という“建て付け”にしておいて、加筆・修正どころか、ほぼゼロから書き直してやろうかと。

そうすれば皆さんも楽しめるでしょ(*^^*)?

そんなこんなで、昨夜、過去記事をザッと振り返ってみたのですが、これが、もう変態的な量で、この中から「リーダー」に関するトピックだけを抜きだし、どれだけイイ感じの記事であろうと、「リーダー」以外のトピックはカットしていきます。

昔、幻冬舎の箕輪さんが『多動力』(著:堀江貴文)を作られた時に「何の串で刺すか?」という話をされていて(この話、大好き!)、その時もやはり、たくさんある堀江さんの発信の中から「多動力」に関するトピックだけを選び、どれだけ美味しい食材であろうと「多動力」以外の食材は捨てられたそうです。

書籍に限らず、「何の串で刺すか?」がボヤけている(=コンセプトから外れた美味しい食材を捨てられない)人や作品を見かける機会が少なくなくて、コンセプトがボヤけているので、お客さん側から意見させていただくも、応援しにくいし、(作品を)買いにくいです。

あなたはどうですか?

一昨日、映画『えんとつ町のプペル』の打ち合わせがあり、その中で「2020年の(映画公開前の1年の)オリジナル卓上カレンダーを作りたい」と提案されました。

添付した画像がそれです。

(一旦、見てみてください)

最終的にはお客様に買っていただかないといけない商品なので、卓上カレンダーのイラスト選び一つとっても「何の串で刺すか?」は重要で、その視点で見たら、カレンダー用に提案された(添付した)イラストは、串の名前がシッチャカメッチャカ。

「映画公開前に出すカレンダー」というキーワードに沿って編集し直すと、捨てた方がいいイラストは最初の三枚。

この三枚は映画公開後のカレンダーでも使えます。

「映画公開前=映画制作途中」に出すべきイラストは、後半の6枚。

『完成した(完成に近い)イラスト』ではなく、『設定資料』です。

卓上カレンダーに掲載するイラストを全て『設定資料』にすれば、それは「映画公開前にしか出せないカレンダー」となるので、価値も上がり、お客様が手を伸ばす理由も増えます。

カレンダーの日付のページにスタッフが手書きで『納品日』『やばい!』『映画公開日!』『間に合わせろー!おりゃー!』と書き足しておけば、2020年にしか出せない(今しか買えない)カレンダーの意味合いも強くなるでしょう。

今、あげた「スタッフメモを書き足す」というアイデア一つとっても、完成前のイラストだけを選び、それ以外を捨てたから(「映画公開前に出すカレンダー」という串で刺すことを決めたから)出てきたわけで、あらためて、「串を明確にする」ということは本当に本当に大切なのだと今回思いました。

僕らは、ついつい目先の美味しい食材に飛びつきがちですが、その時少しだけ冷静になって『串の名前』を一度意識してみてください。

きっと、見える景色が、そこから生まれてくるアイデアが変わってくるハズです。

映画『えんとつ町のプペル』の卓上カレンダーは、今月15日オープンする(間に合うのかよ!?)渋谷のグッズショップに並べる予定です。

是非、手にとってみてください。

お互い、今日も一日頑張りましょう(*^^*)

現場からは以上でーす。

【YouTube】

『キンコン西野から見た「ダウンタウンなう」の坂上忍さんの仕事』

https://youtu.be/oUXW4_eD6Xk

 

【西野亮廣エンタメ研究所 入会はこちら】

salon.jp/nishino(月額980円 2020年11月時点)

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